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行政書士試験

いよいよ平成最後の行政書士試験が目前!~準備は万端ですか?

埼玉県川越市の相続と遺言書専門行政書士Blog 行政書士試験

平成30年度、平成最後の行政書士試験が目前に迫ってきましたね。

これから受験を控えている方はぜひ合格を勝ち取り、行政書士として一緒に切磋琢磨していきましょう。最後の最後まで諦めることなく頑張ってください。

私が行政書士試験に合格したのは、もう15年近く前のことになりますが、試験直前というのは不安と緊張感が入り混じった複雑な心境だったことを思い出します。

今年は全国で5万人余りが受験するとのこと。そして昨年は最年少が8歳、最高齢が93歳の方が受験したそうですから、チャレンジする方の年層は実に幅広いですね。

そこで、これから受験する方々へのエールを込める意味でも、現役の行政書士の仕事について少しご紹介したいと思います。

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行政書士というのはどのような仕事?

行政書士法で規定されている行政書士の業務は、次のように定められています。

行政書士法第1条の2第1項

行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類(その作成に代えて電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)を作成する場合における当該電磁的記録を含む。以下この条及び次条において同じ。)その他権利義務又は事実証明に関する書類(実地調査に基づく図面類を含む。)を作成することを業とする。

大きく分けると、具体的に行政書士の業務は以下の2つに分類できます。

  1. 官公庁への許認可に関する書類(例:建設業許可申請、風俗営業許可申請など)に関する相談、書類作成、官公庁への提出代理
  2. 権利義務又は事実証明に関する書類(例:各種契約書、遺言書、遺産分割協議書など)に関する相談、書類作成業務

行政書士は人生経験を生かせる仕事

そして行政書士の仕事というのは、今までの人生経験を生かすことができるという点が、大きな特徴のひとつです。

業種によっては、事業を営むために行政の許認可が必要なケースが多々あります。この業務の種類というのは実に多岐にわたり、中には専門的な知識がなければ難しい業務もあります。

また、各種契約書の作成であったり、起業する方の支援、相続に伴う遺産分割協議書の作成など、数えきれないほどの業務を行うことができることが、行政書士の最大の強みです。

そうした業務を行うにあたって、これまでの人生経験で得てきた知識などを生かし、専門分野を確立して仕事をしている方も少なくありません。

ちなみに、私は受験した当時から民法が得意だったことから、開業当初より相続や遺言書といった分野を専門に手掛けています。早いもので、開業からもう13年を迎えますね。

幅広い年齢層の行政書士が活躍している

行政書士試験の受験には、年齢や国籍などの要件は特にありません。そのため、幅広い経歴・年齢層の方が行政書士として活躍しています。

20代、30代でも大きな事務所を構えている方も数多くいますし、中高年層の方も同様です。

そういった意味でも、老若男女関係なくチャレンジする価値のある資格といえるでしょう。

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今年受験される方・来年の合格を目指している方へ

今年受験される方は、もう試験まで残すところあとわずかです。自分が積み上げてきたことを信じて試験に臨んでください。

体調管理にはくれぐれも注意し、本番にピークを迎えられる準備を整えておきましょう。

また、来年の受験を検討している方については、まずとにかく基本をしっかりと押さえ、合格するための勉強を身につけることです。

行政書士試験は満点をとる必要はありません。ギリギリで合格しようが満点で合格しようが、合格という価値にまったく違いはありません。試験勉強はメリハリが重要です。

行政書士試験は、正しい方向性をもって1年間みっちり勉強すれば必ず合格できる試験です。ぜひ本気でチャレンジしてみてください。

そして多くの優秀な行政書士が増えることで、業界のさらなる活性化につながっていきます。

改めて、最後の最後まで諦めずに頑張ってください!