先の10連休前から30年以上の悪癖となっていたタバコの禁煙にひっそり取り組んでおります。
ただ、今のところ厳密には『禁煙』ではなくニコチン0、タール0のいわゆる『電子タバコ』なるものに切り替えたという段階です。
この電子タバコなるもの、以前にも試して失敗したことがあったのでまあダメ元だったのですが、これが意外と効果ありでびっくりしましたね。
今の電子タバコ(の中身)がかなり進化しているというか、ゴリゴリの喫煙者でもそれなりに疑似的な吸いごたえを得ることができるようになってきていると思います。
ただし、私もすんなり電子タバコに馴染んだわけではありません。
さすがに30年以上も喫煙歴があると、ちょっとやそっとの疑似的製品ではまったくダメでしたね。
そこで先の連休中に少し時間をつくり、市販のできるだけ安価な電子タバコをカスタマイズして何とかならないものかとネットなどでちょっと調べてみました。
まあ簡単に色々出てきましたね(笑)。
禁煙の秘密兵器~電子タバコの利用も選択肢のひとつ
本当は何もせずキッパリと禁煙できれば御の字なのですが私には無理でした(泣)。
意思の弱い軟弱な私には何かしらの禁煙グッズがないと無理だなと。
かといってわざわざ禁煙外来に行くのもかなり抵抗がありましたので(あくまでも個人的な感情です。決して禁煙外来そのものを否定しているわけではありません。念のため)。
そして私が目を付けたのは、昨年あたりから発売されていたらしい新しいある電子タバコです。これは結構評判がいいらしいですね。
本体価格も比較的安いうえに大手タバコメーカーが発売しているという点や、フレーバーポッドの交換も楽々でメンテナンスもほとんどいらないというのが最大の魅力らしいです。
ということで早速お買い上げ。私はAmazonや楽天を利用して入手しましたが、最近では一部コンビニでも販売されているようですね。
最初に試した電子タバコは非常に残念な味でした
電子タバコは以前にも使ったことがあるのですが、今回購入してみたものに付属していたものも非常に残念というか、はっきり言ってマズかったです。
どう表現するのが適切なのか分かりませんが、何というかミントガムを長時間噛んだ後の味というのか、とにかくメンソール感が薄すぎるんですよね。
一応、日本人はメンソール系の味を好む傾向があるといったマーケティング結果も加味しているらしいのですが、それにしてもこれはマズい。
もっとも電子タバコというのは表向き、そもそも『禁煙目的』としての使用を前提とした商品ではない、という理由からなんでしょうかね。
お勧めはとにかくストロングなメンソールフレーバー?
最初に付属していたフレーバーが非常に残念だったので、次に私が試したのが『できるだけストロングなメンソール』フレーバーです。
タバコを吸っていた方はつい『タバコ味』に近いものを選んでしまいがちです。
しかし疑似的な『吸った感』をより得たいのであれば、かなり強めのメンソール系を選んだ方がよいです。
そもそもタバコやめるのにリアルなタバコ味を求めるのもおかしな話ですし、いつまでもタバコ風味を楽しんでいるようでは卒煙できませんよね(笑)。
いつかは電子タバコも卒業してこそ本当の『禁煙』です。
私の個人的感覚では『吸った感』が一番あったのが、やはり『ストロングメンソール』でしたね。
電子タバコはお手軽でもランニングコストが割高?
最初に試したものは手入れなども不要で、コンビニでも入手できるのがメリットでもありました。
ただ電子タバコで気になる問題は、やはりランニングコストです。
健康とコストを天秤にかけるのは不適切なのかもしれませんが、やはり通常のタバコよりも安いに越したことはありません。
この最初に購入したものも、交換用のリキッドポッドが結構なお値段なのですね。
そこでざっと様々な製品を比べてみたのですが、どの製品も一長一短というか、あまりに種類があり過ぎてもう何がいいのかよくわりませんでした(泣)。
よくわからないのでAmazon様と楽天様に聞いてみる
そこでさらに、ランニングコストをできる限り下げる方法を模索すべく、まずはAmazon様と楽天様ですぐさま検索。
そこで割とよさそうな感じだったのが、バッテリーとアトマイザー(リキッドを入れる部品)を組み合わせて使うものでした。
少し調べてみると、コンビニなどで売られているもののように使い捨てではなく、使用状況にもよりますが、リキッドを注入すればかなり長く繰り返し使えるというとのこと。
つまりランニングコストが非常に安くなるということになります。
ということで試しにこのタイプを購入してみることにしたのです。
やはりできるだけストロングなメンソール味を選ぶべき
そしてこれが私にバッチリ合いましたね。リキッドはもちろんストロングなメンソールです。
メンソールの強い刺激感はしっかりタバコの代替として十分に満足できています。
電子タバコで満足感が得られないのは、やはりタバコに比べて刺激感が足りないのが大きいのでしょう。
実際、私もそう感じてこれまで禁煙に挫折してきましたしね。
ただメンソール、それもできるだけストロングなものを使うことで、意外とタバコに近い刺激感を得ることができます。
私はメンソール系のタバコを吸っていたわけではないので、メンソール系のフレーバーは避けてきました。これが今まで失敗していた一因でもあります。
しかし禁煙目的であれば、もうできる限り強いメンソール系フレーバーの一択でしょうね。
禁煙から卒煙へステップできる日は近いかも?
何しろ30年以上の喫煙歴がある身で、禁煙どころか電子タバコへの移行も不安だったのですが、意外とあっさりできましたね。
禁断症状みたいなものも一切なく、今は電子タバコでも結構な満足感を得られている状況です(まだ始めて1か月も経ってないのでこれからでしょうけど)。
さらに、当初よりも電子タバコに手が伸びる頻度が確実に減ってきました。
いきなり禁煙というのは大変かも、という方は電子タバコへの移行から入ってみるのもひとつのよい方法かもしれません。
最近の電子タバコはどんどん進化してきている
最近のものは結構よくできているというか、ゴリゴリの喫煙者でも意外とあっさり切り替えられるのではないでしょうかね。あくまでも個人的な実感ですが。
私も多いときには一日2箱くらい吸っていたような、ゴリゴリのチェーンスモーカーでしたし。
今は電子タバコ愛用なので厳密にはまだ『禁煙』ではありませんけど、いずれは完全な『卒煙』を目指したいですね。
禁煙は健康にもお財布にも、周りの人々にもやさしいですから。
ちなみにざっくりコストを出してみたのですが、通常のタバコに比べるともうタダみたいなものでした。ほんとに比べものにならないくらい安い(笑)。
今まで一体どれだけ無駄な税金納めてたんでしょうかね(泣)。
なぜ禁煙にこだわる?~もう嫌煙の世の中には逆らえない
ということで、何だか涙ぐましい努力とリサーチを重ねて禁煙を試みてきたのですが、ここまでして禁煙に取り組むのはちゃんと理由があります。
それは世の中が確実に『嫌煙』の流れになってきているためです。行政書士も客商売ですから、やはり世の中のトレンドには敏感にならざるを得ないと思うのです。
自覚するのが遅すぎたくらいなのですが、思い起こしてみるとおそらく喫煙が絡んで仕事で機会損失したことも多かったのでは?ということもありますしね。
もちろん健康や経済的な問題も大きいとは思いますが、世の中が急速に嫌煙の流れになってきている以上、客商売である私たち行政書士もそれを考慮せざるを得ません。
嫌煙の方は予想以上に多い~機会損失の可能性を少しでも減らすために
繰り返すようですが、嫌煙の方というのは想像以上に多くなってきています。
ビジネス相手が喫煙者を嫌うというだけで機会損失してしまうのは、非常にもったいない話です。
半ば意地だけで喫煙を続けて機会損失し続けるのか、禁煙してビジネスチャンスを広げるのか、答えはもう明確ですよね。
禁煙は健康にもよい、経済的効果もある、嫌煙の方とも堂々と仕事ができるなどなど、もうメリットしかないです。
ニコチン断ちはできたので卒煙まであともう一歩、さあ頑張りますよ!