行政書士鈴木法務事務所では、相続や遺言書作成についてのご相談などをメイン業務として承っております。
従来は夜間も含め1日あたりの相談件数を制限しておりませんでした。
そのため相談業務以外の通常業務を行うための時間に影響することも多々あり、夜を徹しての作業を強いられることもあった次第です。
そして近年は相続や遺言書などについての関心がさらに高まってきております。
そのような社会的背景もあり、専門に業務を行っている当事務所への相談希望件数は年々増加の一途をたどっている状況です。
そこで苦渋の決断ではありますが、相談業務に関しては原則として1日1組様のみという制限を設ける運びとなりました旨をご説明、お詫びさせていただきます。
サービス品質の低下だけは絶対に避けたいという趣旨です
一般的な事務所では、1時間の相談が無料(初回のみ無料なども含む)という形態で行っているケースが多いかと思います。
しかしながら当事務所は無料相談は行っておりません。そして相談時間も1時間ではなく2時間単位とさせていただいております。
これは1時間では相談内容をお聞きするには不十分であり、お客様には時間を気にすることなくじっくりと相談できる環境づくりという面を重視してのサービスです。
当事務所としてはご相談料をお客様からいただく以上、各々の専門行政書士がその場で解決するくらいの気構えで相談業務に臨んでおります。
サービス内容を維持すべく苦渋の決断を下しました
そうした高い意識と相まって、近年の社会情勢や終活意識の高まりといった要因も重なり、大変ありがたいことではあるのですがお問い合わせやご相談の件数は増え続けています。
そして当事務所はどれだけ忙しくても、決して専門外やまして資格者以外の人間に相談業務を任せるような対応はいたしません(実際にそういう事務所は結構多いです)。
そのため必然的に専門家の負荷が許容範囲を超えてしまい、先述のとおり連日夜を徹しての作業が続くといった状況となってしまいました。
私としては絶対にサービスの質だけは落としたくない、さらに顧客満足度をまだまだ高めていきたいという思いがあります。
そこで苦渋の決断ではありましたが相談業務は基本的に1日1組様に限定させていただき、余裕をもって日程を組ませていただくという運びとなったのです。
ミスやトラブルを防ぐために~お客様には心からお詫び申し上げます
専門家も人間ですからミスを100%避けることはできません。
そうしたミスやトラブルは大抵、許容範囲ギリギリか超えてしまっているような状況で起こることがほとんどです。
しかし自らの課題に専念できる時間が十分にとれるようになったことで、劇的にミスやトラブルが減少したことを実感しています。
ただお客様にとっては、必ずしもご希望の日時に相談予約がとれない可能性もありますし、急ぎの案件はお断りせざるを得ないことも出てくるかと思います。
その点については経営者としての力不足ということもあり、謹んで深くお詫び申し上げます。
まだまだ皆さまのご期待に沿えるべく精進していきます
本来であればもっとマンパワーを増強するという選択肢もあります。
しかし何しろ零細事務所ということもあり、少数精鋭で頑張らざるを得ないところです。
さらに相談件数を制限することは、事務所経営という点ではマイナス要素となります。そういった意味でもマンパワーの投入コストを捻出することは困難なのです。
現状で質の高いサービスを維持向上しつつミスやトラブルを未然に防ぐための方策としては、利益を犠牲にしてでも個々の負担を軽減していくしかありません。
その代わりに自己研鑽に励む時間も十分にできます。それでも私の求めるレベルに達しない人間は容赦なく厳しい叱責、指導をしていく所存です。
これは社会問題となっているパワハラなどとは次元がまったく違います。
質の高いプロの専門サービスに自己研鑽は絶対に欠かせません。そのための相談件数制限なのですから当然です。
そうした点をご理解のうえ、どうか今後とも行政書士鈴木法務事務所をご愛顧くださいますよう重ねてお願い申し上げます。
当事務所はまだまだ向上心をもって精進してまいります!