今日令和2年1月29日は、昨年行われた記念すべき令和元年度行政書士試験の合格発表日です。
受験された方々は、もうすでに合否の確認は済んでいると思います。
そして見事合格された方、おめでとうございます。
また惜しくも涙を飲んだ方、ぜひ来年こそはリベンジを果たしてください。
それにしても今は合否の確認などあっという間にできますよね。外出していてもスマホですぐ確認できます。
私が受験した当時(15年以上前です)も、一応はインターネットでの発表はあったのですが…何しろISDN(懐かしい…)という通信環境でしたからね。
上から受験番号がカクカクと少しずつ表示されてくるのを、ドキドキしながら待っていました。
当時はスマホどころか携帯電話を持っている人も珍しいという時代でしたからね。
まあサクッとあっさり出てくるよりも、それはそれでドキドキ感があって良かったなあ…とオジサンになった今は思う次第です。
開業を検討されている方はこれからが本当の勝負です
さて見事合格を勝ち取った方の中には、すでに独立開業というプランを立てている方も少なくないでしょう。
行政書士試験の合格は『行政書士となるスタートラインに立つ資格を得た』ということであり、真のスタートラインは登録して開業し、最初の仕事を得たところからです。
資格を取得しても、それだけで仕事を得られるほど甘い世界ではないことを自覚しておいてください。この自覚が足りないために辞めてしまう方も結構いますので。
とはいうものの何から始めればいいのか分からないという方は?
行政書士も商売であり、うまくいく人もいれば失敗する人もいるのは当然の市場原理です。
そのあたりの理解が足りない方が『行政書士は食えない』『仕事がない』などと嘆いていたりするのですね。
はっきりと断言しましょう。行政書士の仕事は世の中に死ぬほどあふれています。
ですから商売人として正しい思考と方向性さえ身につけて実践していけば、少なくとも食うに困るような仕事ではありません。
手前みそで大変恐縮ではありますが、私は新人行政書士の方向けのコンテンツ集を実はひっそりと執筆しています。
多少の参考にはなるかと思いますので、興味のある方はぜひ参照してみてください。不定期ですが更新もしていますし、加筆訂正も随時行っています。
なお巷によくある高額な情報商材などへの誘導だとか、そんなセコいものではありませんのでご安心を(笑)。
何はともあれ明るい前途となるよう切磋琢磨していきましょう
行政書士試験は決して簡単な試験ではありません。そして世の中にニーズは死ぬほどあることは前述のとおりです。
だからこそ単に取得しただけで眠らせておくのはもったいないですよね。
ぜひ若くて優秀な行政書士、経営者が増えてくれることを切に願っています。若手が台頭できる業界でなければ市場は絶対に活性化しませんので。
成功してくれる若手が増えれば増えるほど、私たちのような既存の行政書士も便乗して利益を享受できますしね(笑)。
これから開業する方は、ぜひ一緒に切磋琢磨しながら行政書士という仕事のステータスを高めていきましょう!